しつけに「正解」はない。でも「間違ったしつけ」は存在する
近年、犬は“ペット”ではなく“大切な家族”として迎えられるご家庭が増えています。
その中で、愛犬のことを真剣に学び、しつけやトレーニングにも熱心に取り組んでくださる飼い主さんが本当に多くなりました。
ただ、ここで大きな問題があります。
それは、一部のトレーナーがいまだに 暴力や恐怖を用いた間違ったしつけ を続けていることです。
首を締めつける器具や痛みを与える道具、怒鳴り声や叩く行為…。
「静かになった=お利口になった」と誤解してしまう方もいますが、それは違います。
犬は“言うことを聞いた”のではなく、“怖くて怯えただけ”なんです。
これは、その子の性格や過去の経験を無視して、ただ力で押さえつけているに過ぎません。
恐怖に恐怖を重ねる「負の罰」は、犬の個性を奪い、信頼関係を壊し、場合によっては心や体を傷つけてしまいます。
また、それで噛む行動や吠える行動などが減って成長するとは考えにくいです。
今後の課題として、教える側も学ぶ側の双方が間違いに気づく必要もあります。

正しい向き合い方とは?
本来のしつけ・トレーニングとは、
犬の性格やこれまでの経験にしっかりと目を向け、寄り添いながら「どう向き合うか」を考えることです。
そして、その関わり方が犬にとって安心でき、幸せに繋がるものであれば、それこそが“正しいトレーニング”だと私は思います。
犬は飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取ります。
本気で向き合えば、犬もその気持ちに応えてくれ、人と一緒に成長していけるのです。

僕の想い
これまで僕は、間違ったしつけで不幸な目に遭ったワンちゃんやご家族をたくさん見てきました。僕自身も昔トレーナーになる前、飼い主として間違ったしつけを経験しました。
壊れてしまった信頼関係を取り戻すサポートをさせていただく中で、実感することがあります。
それは、暴力や恐怖で言うことを聞かせる方法よりも、 寄り添いながら信頼を築くトレーニングの方が、犬も人もずっと早く、そして幸せに成長していける ということです。
だから僕は、日本に“新しいしつけの基準”を作ります。
間違ったトレーニングではなく、犬と人が共に幸せになれる愛犬と育む教育を文化として根づかませす。
そのためにこれからも活動を続けていきます。
そして、一組でも多くのご家族が、愛犬とより“長く、幸せ“に暮らせるようサポートしていきます!

正しいトレーニングを体験してみませんか?
もし「もっと愛犬と信頼関係を築きたい」「優しいしつけやトレーニングを学びたい」「愛犬との関係を取り戻したい」と思われた方は、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に、愛犬との新しい一歩を踏み出しましょう。


